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• Date: 2013-09-20
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新しい2種類のiPhone5sとiPhone5cの販売を目前にして、証券アナリストや関係者は発売日直後の週末にアップルは何台のiPhoneを販売するかに注目していますが、予想では500～800万台の販売が見込まれているようです。ただし、iPhone5sは製造問題から限られた台数しか出荷できない状況にあることやiPhone5cは事前予約台数が振るわないなど懸念する声も上がっています。アメリカの投資銀行Piper JaffrayのアナリストであるGene Munster氏はiPhone5sは今週出荷分は全て完売し、iPhone5cは3日間で300万台販売すると予想しています。

昨年のiPhone5は記録的な500万台、今年は？

昨年のiPhone5の時は最初の3日間で記録的な販売台数である500万台を販売し、この内300万台は実店舗での販売で、200万台は事前予約販売でした。Munster氏は今週発行した投資家向けレポートで、昨年の結果を見れば今週アップルはiPhone5sを250万台、iPhone5cは100万台を事前注文、200万台を実店舗の合計300万台を販売するだろうと予想しています。発売日を前にしてiPhone5sの出荷在庫数が「グロテスクなほど少ない」といわれていますし、さらにiPhone5cにはがっかりしたとの声も多く、実際事前の予約数は予想の60～70%と低迷しています。

限定数量のiPhone5sは何台あるのか？

iPhone5sが限られた数量しか出荷できないのなら販売数はもちろん落ちてしまいますが、お客様のニーズはあるのだから、注文できないだけなのであまり心配することはないだろう。ただし、アップルはお客様の高いニーズがあるうちにいかに早く生産ラインを対応させるかを検討すべきだろうとMunster氏は述べています。もしアップルが発売直後の週末の販売数量を発表しない場合があるとすれば、販売台数が500万台を切っていると思っていいだろうとも予想しています。一方、KGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏は両モデルの合計の販売台数を600～800万台と予想していて同じく投資家向けにレポートしています。iPhone5sは出荷数に制限があるため、全体の販売台数の35～45%となり残り55～65%がiPhone5cと予想しています。